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撤退戦は難しい?仕事で目立ちたいなら撤退戦に志願せよ!!

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撤退戦。戦国時代では殿戦(しんがりせん)とも呼ばれていた戦いは、最も過酷で最も重要な戦いであったと言われています。

 

撤退戦を行う部隊の主な役目は、本隊を敵の追撃から確実に逃がすための時間稼ぎを最小の兵で行うこと。

 

勝ち戦、または一戦を交えず陣払いを行う場合での殿部隊は主に警戒と牽制で済みますが、負け戦、または敵に包囲された状態での殿部隊の撤退戦になると、常に死と隣り合わせになり、非常に危険な戦いになります。

 

しかし、だからこそ撤退戦を成功させることは大きな意味を持ちます。

 

有名な撤退戦では、かの豊臣秀吉がまだ織田信長の配下であった時代に、浅井・朝倉連合軍を相手に戦った「金ヶ崎の撤退戦」が非常に有名です。

 

金ヶ崎の戦い - Wikipedia

 

その後、秀吉がどのような人物になるのかはご存知の通りだと思います。

 

ビジネスにおける撤退戦

 

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現代において命をかけて戦う撤退戦はさすがに無いと思いますが、ビジネスにおける撤退戦は企画の失敗、または停滞、原因が特定できない問題。等々、簡単にいうと誰もがやりたがらない後処理の仕事になると思います。

 

私はそのような仕事で、総合的に判断して「いける」と思ったならば、真っ先にその処理役として手をあげるようにしています。

 

その仕事が大変なのは、その仕事を完璧に解決させようとするからです。

 

完璧に解決できればそれこそラッキーですが、私はそのような仕事は不時着程度でいいと思っています。

 

形をある程度整え、落とし所を見つけ、そこに落とす。

 

これで上層部は大概満足してくれますし、その仕事に積極的に関わって「解決」させてくれたことを高く評価してくれます。

 

撤退戦の場合、不時着程度でもきっちりと落としてあげれば、それは「解決」とみなしてくれる可能性が高いです。

 

もちろん、それがその程度では済まないほどの仕事であったり、自分のスキルを遥かに超える事例であった場合は受けてはいけません。

 

一番最悪のパターンは中途半端に引き受けて結局どうしようもできなくなり、最終的に他人に丸投げしてしまうことです。

 

これは完全に信用を無くしますし、今後二度と貴方に仕事は回ってこないでしょう。

 

上手くやれば撤退戦は最も少ない労力で最大の戦果を得れる

 

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私は撤退戦は上記のように、落とし所を如何に上手く見つけることができるのかが最大の鍵であると思っています。

 

完璧に仕事を遂行しようとする人ほど、撤退戦では不利です。

 

落とし所は一つではなく複数はあるはずなのですが、完璧にこなそうとする人は完璧な一つの答えに固執し、結局はそこへ辿りつけずに自滅してしまいます。

 

落とし所は複数あると考え撤退戦を遂行することができれば、非常に少ない労力で戦果を得れます。

 

その際、必要なのは途中経過を上司に細かく、簡潔に報告していくこと。

 

上司によってはいきなり不時着の結果を聞いて満足しない人もいます。

 

なので、細かく簡潔に途中経過を報告することにより、間接的な上司の承認を取り付けておきます。

 

そうすれば上司も最終的な結果に絶対文句は言わないはずです。

 

 

最後に

 

仕事における撤退戦ほど難しく見え、且つ簡単なものはない。

 

以上。

 

 

撤退戦の研究 (青春新書インテリジェンス)

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