現在、仕事で人を評価することがあります。人を評価するというのは難しいもので、感情を排し、プロセスや結果で判断する必要があります。その中で気付いたことですが、評価が高くなる人は結果はもちろん、行動が早いということが特徴的です。
今日はそこらへんを書いていきます。
上司が求めているものは結果よりも行動の場合が多い
こんな見出しを書いてみると誤解されがちですが、結果も重要です。しかし、結果を出すには行動を起こす必要があります。当たり前の話ですが、ここを理解していない人も結構いるような気がします。
結果のために行動を起こすわけです。上司は早く結果が欲しいわけですから、結果を得るために行動を迅速に開始する部下の評価が高くなりやすいのは当然です。行動が早く、結果が出れば御の字ですが、結果が出なくても、行動が早ければ仕事の修正やフィードバックも早くできますので、やはり行動が早い方が好まれます。
一番ダメなのは行動が遅く結果が出ないパターン。そして評価はされるが、その場限りの評価になりがちなのが、行動は標準で結果も標準なパターンです。
仮に結果が出なかったとしても、行動が滅茶苦茶早い方が上司の評価は上がる可能性があります。なぜなら仕事はそれだけではないからです。行動が早ければ、また次の仕事を振ってみようと思われます。
行動が早い人に対し上司は期待をする
行動が早い人に上司は期待します。自分の指示を優先してくれているという嬉しさもあるでしょうが、指示を理解し賛同を得ていると認識するからです。
与えられた仕事のクオリティはまずは度外視し、とにかく行動しましょう。
行動をした場合、上司にこまめに報告することが重要
行動を開始した後は、定期的に上司に報告をあげましょう。上司は与えた仕事の進捗がわからないことは相当なストレスです。上司の方から進捗確認の問い合わせをもらうのはNGです。
できる人、評価される人は報告という行動も迅速でなければなりません。上司にストレスを与えないためにも、報告は怠らないようにしましょう。
行動・報告を迅速にすることで上司の評価は上がる。
今回は行動を早くすれば上司に評価されやすいと書きましたが、実際に私は行動の早い部下を評価します。行動が早いだけで、他の人よりも仕事ができると見えますし、実際に行動が早い人で仕事ができない人に会ったことがありません。
失敗する場合もありますが、失敗は仕事ができないということにはなりません。失敗は成功のためのヒントですので、まずはとにかく行動を開始することをおすすめします。