ビジネスマンの高級時計はグランドセイコークオーツをお勧めする！

ビジネスマンたるもの腕時計をつけるべし！とは今時言いませんが、腕時計に興味を持ち、且つビジネスでも一目置かれたいなら、グランドセイコーのクオーツをお勧めします。

お勧めする理由ですが、結論からいくと「（高級時計としては）安い！」「正確！」「高級感！」「イキがって見えない！」といったところです。

グランドセイコーは車でいうレクサス

グランドセイコーと聞くと、時計に詳しくない人は「でもセイコーでしょ？」という人もいます。

セイコーは千円ぐらいから数百万円といった幅広いラインナップをだしていますが、高級ラインであるグランドセイコーは、今はセイコーから独立しグランドセイコーというブランドを確立させており、海外でもセレブたちに愛用される時計ブランドです。

レクサスとトヨタのイメージです。ちなみに海外では、日本人がグランドセイコーではなく、ロレックスやオメガを好んで買うのが理解できないという人もいるようです。曰く「なんであんな凄いブランドが日本にあるのに、日本人は買わないんだ？クレイジーだぜHAHAHA!」らしいです。

時計好きであれば、グランドセイコーの凄さはよく知っていますが、とりあえず高級時計が欲しいという人にとっては、グランドセイコーはセイコーなんでしょうね。

グランドセイコーのクオーツは年に数秒しかずれない。つまり誠実

グランドセイコークオーツモデルは「クオーツを超えたクオーツ」と呼ばれています。よく考えると意味不明ですが、それだけ凄いってことです。

そもそもクオーツとは何かって話しですが、クオーツはセイコーが1970年代に生み出した、機械式時計を破滅させた巨神兵みたいなもんです。

クオーツが出る前の腕時計は、職人手作りのムーブメントという機械で針を動かしていたのですが、クオーツは電池と水晶の力で針を動かします。クオーツの最大の特徴は、安くて大量生産可能な点。

これにより、機械式時計市場は一時期破滅。世の中の安い時計は、ほぼ全てクオーツ式です。「じゃあ、グランドセイコーのクオーツも安物？」と思うなかれ。

グランドセイコーのクオーツは「クオーツの最終形態」「神」のような存在です。特に凄い点をあげれば、その正確が一番に挙げられます。普通の機械式時計は月に数秒から数十秒は時間がずれますが、グランドセイコークオーツは、年に数秒です。

年に数秒ですよ？電波時計じゃないのに年に数秒しかずれないとか凄すぎです。そして、役職持ちで時計に詳しい人と商談する場合、グランドセイコークオーツをつけていると、ほぼ間違いなく仕事ができる奴、とみられるはずです。

理由は時間に正確で嫌味なく、且つ高級感のあるグランドセイコークオーツをつけているからです。（あくまで個人的感想、及び経験上・・・）

一つ一つが職人の手作り。妥協なし

グランドセイコーはクオーツモデルでも妥協は一切ありません。クオーツムーブメントも職人が組み上げ、外装はザラツ研磨で仕上げられています。この研磨により、歪みのない美しい外装が誕生します。もちろん、職人の手によって・・・

ちなみにグランドセイコーのコンセプトは「最高の普通」です。

グランドセイコーは見た感じは地味で大人しい時計ですが、ゴテゴテ派手派手な時計とは違い、静かな佇まいで存在感は半端ない時計です。

正に高倉健日本人にあった時計です。

高級時計としてはお求めやすい価格

グランドセイコーは「クオーツ」「機械式」「スプリングドライブ」と3つのムーブメントがあります。機械式やスプリングドライブなどは、手間や技術がクオーツよりかかっていますので、クオーツよりも金額は高めの設定です。

しかし、ビジネスで使用するなら、正確な時間を常に合わせてくれるクオーツがとにかくお勧めです。特に世界を変えた日本の時計技術であるクオーツの生みの親であり、そのクオーツを遥かに超えたクオーツを提供するセイコーを母体に持つ、グランドセイコークオーツを身につけることは、日本の誇りを身に纏うことと同義！（言い過ぎ？）

一番安い価格で25万円ほどです。しかし、これが外国ブランドとして発売された場合、50万円ぐらいはつけられると思います。かなり安い設定と言えるでしょう。

好き勝手書いていますが、とにかくビジネスマンで高級時計を考えている場合、グランドセイコークオーツも候補に入れておくことをお勧めします！