クールビズをしない会社で働いてるんだが・・・
クールビズ。このおかげで外回り営業マンがどれだけ楽になったことか・・・。
しかし、私の会社・・・というよりは営業所ではクールビズが去年から不可となりました。
ジャケットは基本的に着用しないスタイルの業種ですので、そこはありがたいのですが、ネクタイの有無で体感温度は大きく変わる。しかし、外しているところをもし上司に偶然目撃されたらと思うと、恐ろしくて外せません。
元々ネクタイは着用していなかった
私の記憶が正しければ、私が入社した14年ほど前は、皆、当たり前のようにネクタイを着用していました。私も最初はきっちりとネクタイを着用していたのですが、2005年から始まったクールビスの制度に便乗し、勝手にネクタイを外し始めた記憶があります。
最初は周りから「?」的な眼で見られていましたが、「クールビズです」と言い続けました。幸い上層部からもお咎めなしでしたので、気を良くして1年中クールビズで通しました。すると、周りも同調するようになり、気づけば皆、ノーネクタイ状態になっていました。しかし、それから10余年・・・その宣告は突如やってきました。
「明日から全員ネクタイ着用」
去年の8月。もの凄く暑い日に急に告げられたネクタイ着用指示。
何故今更?と思いながらも、命令には逆らえず、翌日からネクタイ着用で真夏の外回り。
基本的には運転が多いので車中はいいが、顧客のいる場所で営業している時は地獄。室内ではなく、外で納品、商談を行うことが殆どなので暑さが物凄い。しかもネクタイを着用していると首元のスキマが無いので、余計に熱がこもるようで汗の噴き出しが増加する。
顧客の反応
顧客からも「見ているだけで暑苦しい」「外せボケ」と言われたこともあるが、社命なのでそれはできない。しかし、見ている方も確かに私を見るだけで暑苦しいのではないだろうか?得に私の仕事の顧客というのは殆どが作業服姿の人ばかり。クールビズ期間中ぐらいは外しても良いのでは?という思いがいつも頭の中をよぎっていた。しかし・・・
「暑そうだけど爽やかな感じですね」
こう声をかけてくれる顧客が増えたことも事実。
爽やか?そうなのか?でも確かにネクタイをはめると、その他の部分の身なりもそれなりに整えて仕事に臨むようになりました。別に今までが整えていなかったわけではないのですが、多少はラフな感じの着方の方が相手に合っていいのかな。という個人的な思い込みがありました。
ネクタイ着用もいいかも
基本的にシャツもそれなりにピシッとしておかないとネクタイを着用した時に変だし、靴もそれまで社内規定がなかったので、動きやすいスニーカータイプを履いていたりもしていましたが、革靴に変え、ネクタイピンもつけて基本シャツは長袖。個人的にネクタイ着用時に半袖シャツはカッコ悪いと思う・・・。
ジャケットは着用しませんが、確かにネクタイを着用すると気が引き締まるような気もします。
そしてなにより、相手に対するリスペクトとして、最低限の正装としてのネクタイ着用と考えれば、暑さという苦痛も耐えれる気がします。
最後に
でも外してもいいなら外したい・・・