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社内ベンチャーに発展するか?新しい事業部を開始。そのメリットとは?脱社畜?

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会社の枠内で別の事業を展開する社内ベンチャーや社内起業とよばれる制度。今回、私の会社でも社内ベンチャーとまでは言えませんが似たような事業部を発足させることになり、私も携わることになりました。今までずっと会社にお願いしていたことなので、今回の会社の決定には素直に感謝しています。今回は社内ベンチャーを展開するにあたってのメリットやデメリットについて考察していきたいと思います。

 

 

astrayroad.hatenablog.com

 

そもそも社内ベンチャーとは?

 

今回、私がやろうとしていることはまだまだ社内ベンチャーと呼べるほどのものではありません。今回はまず、今までの会社の考えの枠に囚われず、自由な発想でどのように今後の厳しい市場に新しい需要、展開を見つけていくかというのを検討、その案を上層部に提案。許可が下りれば実施。というあくまで社内提案の一種ではありますが、今ままではそのようなことを行うことすらままならない会社でしたので、この一歩は非常に大きいわけです。そもそも社内ベンチャーの定義とはなんなのでしょうか?

 

社内ベンチャー制度

・企業における新規事業開発の手法の一つで、大企業において導入されることが多い。
・実力のある社員に対し、会社が資金や人員を提供し、新規事業の提案・企画・開発を独立した組織(社内の新規事業部門)として運営させる、あるいは子会社として分社独立させるケースもある。

 

コトバンクより引用

 

今回、私の会社では明確に資金が投入されるわけではありません。提案が通ればその案を実施するための資金はもらえるかもしれませんが、そういった部分は都度交渉です。また、分社化や子会社化をさせる予定も現状は全くありません。そもそも大企業ではない(笑)

 

しかし、会社にはまだなにも言ってはいませんが、ゆくゆくは分社化もできれば面白いと思っています。自分のやりたい仕事を会社を辞めずに実現するには、これが一番の方法かもしれません。

 

社内ベンチャーを行うメリット、デメリット

 

私が思う社内ベンチャーのメリット、デメリットは以下の通りです。

 

メリット

  1. 今まで考えなかった新しい展開、売り上げが見込める可能性がある。
  2. 社員のやる気やモチベーションが上がる。社員の隠れた才能が開花する可能性もある。

 

デメリット

  1. 資金投入した後、失敗した場合のリスク。
  2. 通常業務を行いながらの別展開の場合、通常業務に支障をきたす可能性もある。

 

私の会社の場合、デメリットの2番が切実な課題です。大企業ではありませんので、社内ベンチャーの企画だけに注力できるわけではありません。それぞれがそれぞれの通常業務を100%こなし、更には結果を出しながら別展開をしていく必要があります。別展開を行ったせいで業績が悪化するようなことは絶対に避けなければなりません。

 

結果的に当分は単純に仕事が増えることになります。そこで更に問題になるのは、メリット2の部分です。初めは高いモチベーションも、多忙のあまりモチベーションの低下。ただこなすだけの会議やとりあえずの展開になりはしないかという懸念があります。今回選出されたメンバーには、発起人である私やもう一人以外にも数人いますが、その中には決して自ら手を挙げて参加したメンバーばかりではありません。社内ベンチャーが失敗する一番の要因は、恐らくはモチベーションの低下ではないでしょうか?

 

求められるのはスピード感

 

社内ベンチャーを成功させるためには、とにかくスピード感が大事だと思っています。会議のための会議。時間だけを浪費するような会議はしない。結論をスピード感を持って出せる会議。行動力。トライ&エラーを繰り返せるメンタルが必要になってくると思います。

 

そもそも何故このようなことをやろうと思ったのか。それはこちらの記事にも書いていますが、危機感があるわけです。

 

astrayroad.hatenablog.com

 

私は数年前から、今の会社に危機感を抱き、副業を展開してきました。おかげで自分の力だけでお金を稼ぐためのスキルを多少得ることができました。

 

しかし、それだけで生きていくことは到底できません。今の会社で今後10年、20年と生きていこうと思うならば、会社に愚痴るより行動したほうがいいと思い会社にずっと提言を行い、今回やっとその提言が多少は認められ、今回の展開に結びつきました。

 

リスクもありますし、仕事の量も増えますが、やらない後悔よりやって後悔したほうが100倍いいと思います。今後もその後どうなったかを記事にしていきたいと思いますので、興味はないと思いますが(笑)次回の報告を期待してお待ちください。

 

はじめての社内起業 「考え方・動き方・通し方」実践ノウハウ

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