ヤフオクを使い集客する。最安値だけで勝負しない。なるか?社内起業!?
以前、こんな社内ベンチャーに関する記事を書きました。
今までの既存方式のやり方からネットを使い、如何に販売網を広げるかを実験しています。
私の会社は非常にアナログで、パソコン自体は全員に普及させているのですが、インターネットとなると殆どの人が無知。更には嫌悪すら覚える人もいるほど古い体質です。
数年前から私はインターネットを用いた本格的な販売を提唱しており、何度も会社に企画書をだし、「おもしろい」とは言われながらも、なかなかGOサインをいただけませんでした。
上層部は自分たちの解らないことを検討する際、検討の場所に解る人間を招聘することはせず、全て密室で物事をすすめます。
いや、恐らくまともな検討すらしていなかったのかもしれません。
何度も何度も跳ねられました。「先行者利益」が如何に重要かを説いても無理でした。
結局、他社、及び他業種が参入、業績を物凄い勢いであげてきています。
そして今までのやり方のみでは、ゆくゆくは停滞、及び衰退しかないとようやく気付いたのか、やっと実験のGOサインが出ました。
元々、私は個人で転売を行っていたのでインターネット販売のノウハウは多少は持っています。
しかし、GOサインがでたとしても資金投入はされず・・・
本来ネットで商品を販売するならば、ネットショップを作り、ホームページを作り、SEO対策を施し宣伝する必要があります。
しかし、今回はそんなお金もありませんし、まともな知識を持っている人が上層部にはいません。ですが、私の会社が販売する商品は一般向けではなく、非常にニッチな商品です。
つまり、無制限に多くの人に見てもらう必要も無く、限られた需要のある人に商品を販売できればいいわけです。
一度購入してもらった人をリスト化し、その後、商品の回転率を考えながら直接メールやDMなどで営業すればいいのです。要はリピーターをしっかり作れればそれでいいわけです。
ヤフオクは集客に都合がいい
そのため、今回はまずヤフオクを用い、販売、集客を行うことにしました。
ヤフオクは日本では1000万人以上が利用する巨大マーケットであり、細かくカテゴリが分類されているため、ターゲットとなるカテゴリを決め、そこに適正価格で出品すれば間違いなく販売はできます。。
メリットとしては、私の会社が商圏としていない地域の人からも問い合わせや購入を行って頂け、更にはこちらにはリストが残ります。
デメリットとしては利益率。
はっきり言ってヤフオクは安い。当たり前ですが、ヤフオクは安いんです。
ただでさえ多少、市場価格よりも安く提供し、更にはヤフオクに対し手数料も支払わなければなりません。送料も現在は無料にしていますので、利益率は3~10%ほど。
商品単価が数千円~1万円代がほとんどですので、利益が如何に少ないかは解ると思います。
しかし、ヤフオクで利益をとるつもりはありません。
あくまでヤフオクで集客です。
商売で最も重要なことは集客です。
どんなに素晴らしい商品を持っていても、人の目に触れなければ意味がないです。
集客はお金を掛けて一気に宣伝するか、お金をかけずに地道にやるかの2者択一です。
今回は後者を選ぶしか選択肢がなかったため、仕方なく泥臭くやっていますが、色んな気づきもあります。
出品すればするだけ売れる可能性は高まる
ヤフオクではとにかく出品ありきです。
一つの商材よりも二つ。二つよりも五つ。とにかく出品を増やすことです。
この商品売れるかな?
と考えるぐらいなら出品します。
その商品が売れなくても、その商品にアクセスした人が他の商品にもアクセスしてくれる可能性が高くなるからです。
そして他の商品が売れる。
顧客の入り口としての出品を増やすように今は心掛けているのですが、これが徐々に効いてきており、メイン商材の回転率が少しずつ上がり始めています。
最安値だけで勝負しない
ヤフオクでは明らかにこちらでは販売できない金額で同商品を販売している個人、業者がいますが、無理に合わせる必要もないと思っています。
価格だけで勝負するのではなく、商品説明文や他の商品のラインナップをみて総合的に判断して購入してくれる人をターゲットに据えています。
インターネット販売は顔の見えない商売ですが、販売の際は、ターゲットをこと細かく絞る必要があるとも言われます。
- 年齢は?
- 性別は?
- 家族構成は?
- 年収は?
- 性格、趣味は?
- その他・・・・
とあげればキリがないですが、「誰が購入するのか?」を明確にビジョンしておくと、変な価格競争にも巻き込まれず、自分のやり方で淡々と販売が出来ると思います。
今後の展開
以前の記事でも書きましたが、先月はやっと月商が20万を超えた程度です。
ヤフオク販売はあくまで集客です。
先日、狙っていた直接取引の依頼も来ました。
このように、ヤフオクで集客し、できれば顧客と今後は直接な取引をやったり、自社販売サイトを作成し、そちらに誘導しようとも考えています。
そうすれば、ヤフオクの落札手数料の8.64%がなくなりますので、利益率の向上が見込まれます。
しかし、会社としてはまだお金を投入してくれるとは思いませんので、とりあえず無料のサイトで販売サイトもホームページも作ろうかと思います。
ホームページはここで
販売サイトはこちらで
まだまだ始めたばかりですが、社内起業できるように頑張っていきたいです。
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