中小企業向けの補助金が熱い。1000万円も補助してもらえる?
アベノミクスといわれても、その恩恵がなかなか廻ってこない人たちも数多くいらっしゃると思います。
特に中小企業の経営者やその従業員の方達にとっては、ニュースで景気上昇と言われてもピンとこないのではないでしょうか?
そのような状況でも、企業は設備投資を行う必要がありますし、人によっては起業、独立も視野に入れている方もいらっしゃると思います。
しかし、そのような行動には必ずお金が必要です。残念ながら世の中がお金で廻っていることは事実。
資金が無いから設備投資をあきらめたり、独立をあきらめたりする人もいるかもしれませんが、実は数年前から国や商工会などが中小企業向けに補助金を交付していることを御存知でしょうか?
数十万円から補助金によっては1000万円以上を補助金として企業に交付するというものです。
実際に私も数年前から顧客の補助金申請のサポートを行っており、今まで4件ほど採択してもらっています。そしてその中には1000万円の補助金交付に成功した企業もあり、交付頂いた企業も喜び、その資金で設備を導入して頂いた私の会社も喜ぶという、正にWin-Win状態です。
補助金ですので、返済の必要はありません。しかし、交付には厳しい書類審査があり、更には交付後にはその後の経営状況を数年間書類報告する義務があります。また、交付後に万が一不正が発覚した場合、補助金の全額返済に加え、場合によっては追徴金もとられ、今後の補助金申請が出来なくなるという厳しい処置もあります。(そもそも不正しなければいいのですがね)
前置きが長くなりましたが、これらの補助金はどこで確認するのでしょうか?
補助金の確認は中小企業庁HPから
中小企業庁HP内には、以下のような施策の一覧が閲覧できます。
そして気になる補助金ですが、正直今年に関してはもう殆どが2次公募まで終わってしまっているのも多いようですが、恐らくは来年も補助金自体はあると思われますので、補助金申請をやってみようと思われる方は、中小企業庁のHPはチェックしておくことをお薦めいたします。
HP内のこのページをクリックすると現在の補助金交付の進行状況が解ります。
補助金は1次公募が受理されやすい
補助金申請はだいたい2次公募まであるのが通例で、まれに3次公募まである場合があります。
これは1次公募の審査の段階で採択業者の数や申請額が予算額に達しなかった場合に、再度公募される措置です。2次公募、3次公募になると、余った予算額内で審査が行われますので、受理されるハードルは1次に比べ相当上がります。
なので、補助金申請を本気で狙うならば、1次公募から申請を行うことが必須です。
もし、1次公募で不採択であった場合に、内容の訂正、補てんを行い、2次公募等に挑むことが望ましいと思われます。
補助金、助成金に特化したサイトがある。
「ミラサポ」というサイトで、中小企業庁HPよりも解りやすく、補助金、助成金に特化したサイトとなっています。
折角もらえる補助金ですので、中小企業の経営者の方や従業員の方で、設備投資を考えているならば会社で話し合い、申請を検討してみては如何でしょうか?
採択される補助金申請書の書き方(強み経営シリーズ1): 小さな会社の補助金活用法
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