仕事が終わらないのは仕事を終わらせようとしているからだった
世間はゴールデンウィークですが、私は仕事です。厳密には会社は休みですが、残っている仕事がありますので、最低限はやっておこうと考えています。
それにしても4月は忙しかった・・・
とにかく忙しくて忙しくて、どんなに朝早く出勤して夜遅くまで仕事しても、仕事が終わらない・・・
次から次に湧き出る仕事をやりながら、本気で「俺って段取り能力ないのかな?」と悩んだりしました。
実は4月には入り、もう少しスムーズに仕事を進めたい、と思い、できるだけその日の仕事はその日のうちに終わらせようと努力を始めました。
多分、他の社員よりも業務量が多いこともありますが、できるだけ顧客から依頼された調べ物や見積もり依頼、納品等々、早いにこしたことはありませんからね。
今まではどうしても、後回しにしながらこなしてきましたが「これじゃいけないかも」と急に不安になり、できるだけその場で処理を実践。
スムーズにいくこともありましたが、どこかしらズレが出てくることもチラホラ。
それでも、その日のうちに終わらせたいので、どんなに遅くなってもその日のうちに、出来るだけ仕事を終わらせる努力をしていきました。
しかし、朝6時〜6時30分出社で営業納品200km走行。その後、事務処理で21時越えはちょっとキツすぎた・・・
それでも終わらない仕事・・・
「ナゼだ!?ナゼなんだ!?」
能力の問題か、会社の問題か、多分どっちもなんだけど、一つ気づいたことがあります。それは「仕事を終わらせることは不可能」ということです。
特に私のような営業の仕事は、ある意味裁量労働です。
仕事をしなければしなくてもいいわけで、その分、数字が下がって会社を追われる立場になるだけです。
逆を返せば、数字さえ上がっていれば、週休3日だろうが4日だろうが、好きにしてもいいわけです。
そして、営業の仕事は毎日がスリリングで予期せぬことが起こりまくります。
その問題を全てその日のうちに解決するのは不可能です。無理です。
よく言われているように、優先事項を把握して、緊急で重要なものから先に処理をすべきだということが改めてよく解りました。
顧客が「急ぎ」と言っても、実はたいして急ぎではない案件や納品も多々あります。
緊急だが重要でないものは多少、後にずらしてもいいのかもしれません。もちろん、日頃の「信用貯金」を積み重ねていないといけませんが・・・
とにかく「仕事を終わらせよう」と考えてはいけないんです。
終わらせようと思っても終わらないのが仕事なんですよね。
来週からはうまくボチボチやります・・・