人の不幸が仕事をもたらすという仕事についている。消滅する業界にいつまでいるのか?
仕事というのはその仕事に対して需要があるから生まれるものであって、需要がなくなればその仕事も無くなるのは必然。
そして世の中には人の不幸が飯のタネになっているという人も多い。
多分、私の仕事もその部類に入る。最近は顧客と「仕事が減ってきて困りましたねー」という会話をしていて感じる自分自身への違和感が半端ない。仕事が減っているということはそれだけ不幸になった人がいないということ。本来は喜ばしいことのはずなのに。
いや、あえて自分自身に弁明すると、自分の仕事を通じてよかったと思ってくれるエンドユーザーもいるはずである。あまり悲観的に考えるのはダメだ。
しかし、ここ数年で事態が大きく変わってきている。根本的に私達の仕事が激減する世の中にシフトしてきていて、その動きは加速している。メディアはその流れを絶賛しているし、それは確かに幸せなことだし、多くの子供達も色んな意味で救われると思う。私も是非、そのような世界になってくれるなら手放しで喜びたい。しかし、そうなってくると、仕事はなくなる。もしくは完全には無くならないにしても、今の形態は維持できないし、収入も激減するだろう。まあ、今後5~10年ではそこまで極端に無くならないとはおもうが、15年~20年となると話しは別。個人的な目標としてはあと10年で会社を辞めてセミリタイアの生活を目指してはいるが、どうなるかは解らない。もしかしたら普通に会社にしがみついて生きていく状況なのかもしれない。いや、その可能性は結構高いかもしれない。
しかし、進撃の巨人のユミルの台詞のように「この壁の中が近い将来、地獄になるのは間違いない」というのと同じように、私の業界が衰退、消滅する未来は限りなく確信に近い。しかし、年配の上層部達は今の束の間の平和を楽しんでいるし、愚かな民衆(社員)もこの現実がいつまでも続くと信じている。
私はいつでもこの壁の中から離脱できるようにしておかなければならない。
気づいた時には遅い。明日からまた闘いの日々である。
サザエさんを観ながらふと思った・・・・会社いきたくねえ
コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術
- 作者: Shin
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/07/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る