リコーGRとせごどん鹿児島巡り
三連休の初日。子供の鹿児島遠征の送迎にかこつけて、鹿児島はせごどん巡りをしてきました。
ちょうど、子供たちがお世話になる遠征先の学校の近くに城山があったり、南洲墓地(西郷隆盛をはじめとする薩軍戦死者の墓地)があったりとしましたので、朝から一人でぶらりと周りました。
写真は全てリコーGRで撮影
南洲墓地では西郷さんの隣に人斬り半次郎が眠る
南洲とは西郷隆盛の「号」簡単いうとペンネームのようなものらしい。西郷さんのことを南洲爺と称することもありますが、西郷さんが亡くなったのは確か49歳。まだ爺と呼ぶには早い気もしますが、当時では高齢扱いであったということですね・・・
お墓の写真を撮るのはどうかと思い、南洲神社の内側から外側を撮影。本来はここも撮ってはいけないのでしょうか?
西郷さんのお墓は、すぐにわかります。千人以上も眠るお墓の中でも、中心に位置し、それでいて一番堂々としたお墓があります。
墓碑銘には「西郷隆盛」の文字。
おお・・せごどん・・・と思わず声が出てしまいます。
そして西郷さんの両脇を固めるかのように眠るのは「人斬り半次郎」の異名を持つ桐野利秋、そして幹部の一人、篠原国幹の両名。
西南戦争は西郷隆盛の起こした戦争ではなく「桐野利秋の戦争」とも言われており、実質的な総指揮はこの桐野利秋がとっていたともいい、西郷隆盛は神輿として担がれていただけともいわれています。
そして城山へ
南洲墓地でお墓参りのあと、記念館で西郷さんの遺品を見学。陸軍大将の服がデカイ。かなりの大男だったことがわかります。
一通り満喫していよいよ城山へ。薩軍最後の地へ向かいました。
現在の城山は地元の人のウォーキングコースになっていたり、旅館があったりと、100年ほど前にここで激戦があったとはとても思えない風景です。
そしてありました。西郷隆盛終焉の地。
写真の洞窟を出て、西郷たちは進軍を開始し、この少し先で西郷は腹部と股間部に被弾。すぐに起き上がり、別府晋介にあの名台詞「晋どん。もうここらでよか」と声をかけ、御所の方角に一礼。そして別府晋介の介錯を受け、切腹したといわれています。
そう、西郷さんは切腹したのですが、なぜか大河ドラマでは銃で打たれて死亡という表現。なぜなのか?
大河ドラマの見所の一つに、ラストをどう描くかという部分があります。特に「せごどん」のように悲劇的なラストの場合、ラストは特に重要なのに・・・
とりあえず満喫
子供の部活の送迎にきたのですが、結局部活は全く見ずに、鹿児島をぶらぶらしてきました。カメラがあると、ついついどこかへ行きたくなりますね。
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