幻創戦艦・大和というのが敵で出てくるゲームに批判が出ているらしい件。
幻創戦艦・大和なる名前の戦艦が菊花紋章つけてラスボスで出てくるゲームに批判が少し出ているらしい。
正直、このゲーム自体に興味は無いのですが、「大和」に「菊花紋章」というキーワードにはどうしても反応してしまう。
実は結構、戦艦などが好きで、つい先日、知り合いから「戦艦大和の全て」という本を借りて熟読している最中でもあり、且つ、子供のころにみた映画「連合艦隊」だったかな?(所ジョージがでていた作品)が強烈に自分の中で印象に残っており、「大和」という戦艦は、ある意味自分にとっての特別な存在になっていた。
戦艦大和の全て (双葉社スーパームック―超精密「3D CG」シリーズ)
- 作者: 松野正樹
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/11
- メディア: ムック
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
そして、今回のこのニュースを見て思ったことは、意外とみんなも「大和」という言葉に反応するんだな。ということ。
そんな「大和」がゲームとはいえ「菊花紋章」を背負い敵として現れる。そして「大和」と戦う。
これに拒否反応を示す人が多くいるというのは驚きだ。
愛国とかそういうのではなくても、やはり日本人にとって「大和」というのは特別な存在なのだろうか?
確かに大和は、宇宙戦艦ヤマトをはじめ、様々な形で殆どの日本人に知られているし、多くの映画作品、書籍もあり、「大和ミュージアム」も広島にはある。
建造当時、世界最強の戦艦と謳われていながら、戦艦同士の決戦主義から、主力が航空機に変わっていき、その力を発揮することなく海に散った「大和」に、やはり日本人は言い表せないなにかを抱いているんだろうか?
そういえばアメリカ軍の将軍も、航空攻撃ではなく、「大和」とは戦艦同士の決戦で戦いたいと進言していたらしい。
敵将も惹きこむなにかが「大和」にはあったのかもしれない。
念のために書いておきますが、戦争を美化するつもりもないし、大和の辿った軌跡はまさに悲劇であると思う。
しかし、どのような形や理由であれ、これでなにかしら日本の近代史に興味を持ち、敗戦したとはいえ、今の日本を守り、創り上げてくださった方達の歴史を調べる人が増えてくれたらいいな。と思ったりもします。
ランキング参加中です!!