ノンアルコールビールでも依存症になる?
最近のノンアルコールビール。昔と比べると、非常においしくなってますよね。
アルコールが入っていないから、もしかしたらアルコール依存症の人や、お酒を控えたい。と考えている人には効果的なのでしょうか?
結論から言うと、NOみたいです。
アルコール依存症だからノンアルコールで、という考えは危険です。
そもそもアルコール依存症とはなんなのでしょうか?
アルコール依存症(アルコールいそんしょう、アルコールいぞんしょう、Alcoholism)、アルコール使用障害(Alcohol use disorder, AUD)とは、薬物依存症の一種で、飲酒などアルコール(特にエタノール)の摂取(以下「飲酒」とする)によって得られる精神的、肉体的な薬理作用に強く囚われ、自らの意思で飲酒行動をコントロールできなくなり、強迫的に飲酒行為を繰り返す精神疾患である[2]。患者は、アルコールによって自らの身体を壊してしまうのを始め、家族に迷惑をかけたり、様々な事件や事故・問題を引き起こしたりして社会的・人間的信用を失ったりすることがある
Wikiより
アルコール依存症の人は、自分で飲酒量を制限できなくなるようです。
飲み始めたら止まらないのでしょう。
私の知り合いにも酒癖の悪い人間はいますが、依存症とは違うようです。酒癖と依存症の関連は無いようですが、お酒が強い人ほど、強い酒を飲まなければ酔えないので、依存症になる危険性は高いようです。
アルコール依存症になってしまうと、仕事中であろうが、真夜中であろうが、お酒を求めてしまうらしく、会社のトイレなどで飲酒をしてしまう人もいるみたいです。
以前、私の取引先に、すごく人のよさそうな方がいましたが、時折、物凄いお酒の匂いを振りまいていました。その後、職場で急に暴れだして退職されましたが、聞いた話によると、どうもアルコール依存症であったらしいです。
しかし、会社の人間からお酒について問われると、真顔で「私はお酒は飲めません」と言い張っていたようです。本人なりに辞めようとはしていたのかもしれませんが、自身でもはやコントロールできなくなっていたのかもしれません。
アルコール依存症の症状
コントロール障害
飲み始めると、普通は程よい程度で飲酒を辞められるが、依存症になると、この程よい程度で終わらない(終われない)酔いつぶれるまで飲み続ける。自身の意思で飲酒量をコントロールできなくなる。
身体異常
記憶欠落。悪夢。悪寒。手の震え。幻覚。幻聴などがみられる。また、肝臓、その他の内臓へのダメージが蓄積され、合併症を引き起こす可能性もある
最終的には死に至る可能性もあるため、少しでも自覚があるならば、早めに医師や専門機関に相談しましょう。
そして表題のノンアルコールビールですが、こちらはアルコールは入っていませんが、ビールに非常に似た飲みものになります。
味もビールにより近いため、ビールを飲んだ気分は味わえます。
この飲んだ気分が問題で、肉体的には問題なくても、精神的依存を引き起こしてしまいます。結果、アルコール依存症予防や治療には全くといっていいほど役には立ちません。
ノンアルコールビールだから大丈夫。という考え方は非常に危険です。
お酒を控えたい。依存症の症状がある?と少しでも思う人は、ノンアルコールビールも控え、診察を早めに受けることをおすすめします。
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