中小企業で中途半端に仕事ができると大変
従業員が100人程度の中小企業。
中途半端すぎるこの人数。
このような人数だと、仕事が出来る人間、出来ない人間、やる気のある人間、無い人間が明確にわかってくる。
そして中途半端な人数だから、様々な仕事や企画を進めるにしても、人間の数は限られているため、通常業務をこなしながら、企画を進めていく必要がある。
そうすると、やはり社内でもそれなりに仕事が出来て、やる気のある人間を選別していく訳だが、結局そこにあてがわれて一番に働かせられるのは、若手でそこそこ仕事が出来る人間になる。
「あいつならやってくれる」
という期待の元、選ばれるのだが、その仕事をやり遂げて得られるものは、一時の称賛だけ・・・というのも珍しくない。
承認欲求大好き人間ならばそれでも構わないが、その先に見えるものが無ければ、その仕事はただのボランテイアとなりうるような気がする。
勿論、そのような小さな実績が後々の評価になり得ればよいのだが、中小企業は基本的にそのような小さな実績をあまり見ていないような気がする。
とりあえずその時の仕事が終われば、それで終わり。
また仕事があれば、また任せられる。
一時の称賛を得るためだけに、余計な仕事をするのは割に合わない。
しかし、やらなければ逆に評価が落ちる。
通常業務と並行でやる必要があるので、どちらもうまくこなすフットワークが必要となる。
どちらがこけても評価に響く。
そうならば、むしろ任せられないほうが得なのでは?と考えることもある。
要領よく、ほどよく仕事し、ほどよい年齢になればほどよく出世する。
理想的な働き方だ。
しかし、それはそれでなんとなくつまらない気もする。
緊張感ややりがいをもって仕事をしたいが、ただの駒として使われるのは嫌だな・・・
まあ、いろんな選択肢を持って仕事しましょう。
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