熊本地震後、初の南阿蘇に。以前、牛ころしの犯人と疑われたことを思い出す
今日は所用で南阿蘇へ。
南阿蘇は熊本地震でもっとも被害が大きかった地域の一つで、阿蘇大橋(通称赤橋)という交通の要の橋が崩落し、交通ルートが未だ限られている地域。
ぐるっと回り道をしながら行ったのですが、まだまだ要所要所は通行止めだったり、路面が震災当時のままだったりします。
歩いているとガン見される
気のせいかもしれませんが、人通りの少ない道路を一人で歩いていると、結構な確率で地元民と思われる人からガン見されます。特に年配の方から。
地元以外の人間が歩いているのが珍しいのか、なにか警戒でもされているのか、気づくと視線を感じたりします・・・。
ああ、そういえば以前、別の地域でも似たようなことがあったな。と思いだしてしまいました。
あの時もこんな感じの日だった・・・
仕事で車を停めていると
その日は山の中にある顧客を訪問し、注文を数点頂いたので、少し下った場所の路肩に車を停め、会社に電話。注文を入れたり、納期を確認したりと。
すると、頂上部から一台の軽自動車が。
停車している私の車の横をゆっくりと通り過ぎていく。
運転しているオバちゃんから何故かガン見される。
田舎特有のヤツだろう。と気にも留めず、電話対応を進める。
すると、下ったはずの軽自動車が再び上ってきた。
そして車の横をゆっくりと過ぎていく。
そしてガン見。さすがに気味が悪い・・・。
そして更にまた下ってきた・・・いったいなんなんだ!!
そう思っていると、なんとそのオバちゃん。車を近くに停め、こちらに向かってくるではないか。
何事かと思い、窓を開けると、開口一番、オバちゃんはこう言ってきた。
「ここでなんばしょっとな!!」(訳 ここでなにをしている?)
なに!?ホラー漫画でよくある村の秘密をみたな?状態か!?
そう思い、一瞬ビビったが、冷静に仕事で電話している旨を説明する。
するとオバちゃんは疑り深そうにジロジロと車を観察してくる。
さすがに「なにかマズイことでも!?」と語気を強めて言ってみたところ、オバちゃんからこんな一言が・・・
「最近、牛に毒ば盛ってからころすヤツのおっけんが、みらん顔やけん心配したったい!!」(訳 最近、牛に毒を盛ってころすヤツがいる。みない顔だから心配している)
いや、絶対その犯人はこの集落の人間だろ!!
そうツッコミたかったが、面倒くさいので身の潔白を証明し、そそくさとその場を去った。
個人的な偏見かもしれませんが。田舎を旅する時はあまり変なところをうろうろしない方がよさそうですね・・・。