子供の癖はすぐわかる。だからもどかしい
自分の子供がみせる小さな癖。それは大きくなっても小さい頃と変わらない。困った時、焦っている時、緊張している時、その小さな癖は表れる。
他人は気づかないと思うが、私はすぐに解る。だから助けられる時はすぐに助ける。でも助けられない時は、どんなに近くても祈るしかない。頑張れ、と。それしかできない時がとてももどかしい。
チームプレイは難しい
なんのことかと思われるかもしれませんが、要は部活の試合でのこと。
個人競技なら全て結果は自分に跳ね返ってくるわけだから、どれだけミスしても調子が悪くても構わない。しかし、チームプレイは違う。自分のミス一つで勝敗を左右する時だってある。そのミスを自分で取り返せるメンタルの強い子はいいが、引きずってしまってどんどん泥沼にはまっていってしまう子もいる。
うちの子がモロにそのタイプ。調子がいい時は凄くいいのに、どこかで歯車が狂ってしまうと、とことん狂ってしまうのか、ドンドンミスを重ねて、消極的になり、更にどツボにはまってしまう。
表情はいつもの表情でも、私には解る。その癖は小さいころから何も変わっていない。
物心ついたころから、悪さをして叱られた時、自分で悪いことをしたと思っているが言い出せなくて困っているとき、いつも同じ癖がでる。
きっとその癖は大人になって、この子が親になっても変わらないことだろう。
そんな癖を今日みてしまった。
表情には出さず、動きも変わらないのだが、その癖が何度も出ていた。
しかし私はどうすることも出来ない。ただコートの外で祈るだけ。
しかし、きっと子供の心は不安と緊張で張り裂けそうなのだと思うと、こっちまで苦しくなる。
親というものを考えてみる
子供の小さな変化でも見抜いてしまうのが親である。
そしてふと、自分の親を思い出した。
そういえばうちの親も、私が困っている時は、さりげなく助け舟を出してくれていた。
大人になった今ですら、困っている時は助けてくれる。
なんとなく親に電話をしてみた。用もなく電話を掛けるなんて数年ぶりである。
いきなり電話したということもあるのかもしれないが「どうかしたの?大丈夫?」という母親の第一声が、なんとなく嬉しかった。
おわり
心の声に耳を傾ける 親と子の心のパイプは、うまく流れていますか? ~これ一つ解消すれば、子どもは輝いていく
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