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進撃の巨人 謎考察 エルディアとマーレ。進撃世界は民族抗争だった?

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 ※追加記事あり

 

進撃の巨人の86話が衝撃的すぎてビックリしています。

 

今まで謎が多すぎて、更にその謎がいつになったら解明されるのかとやきもきしていたのに、今回は一気に放出してきました。

 

いよいよラストに向けたカウントダウンが始まったようです。

 

それでは今回の話しをおさらいしていきたいと思います。

 

 

エルディアとマーレ

 

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今回明らかになったのは、世界には様々な国があり、その中で進撃世界の覇権国家として君臨しているのがマーレという超大国。

 

そしてエレン達、壁内人類は「巨人大戦」という戦争でマーレにより滅ぼされた国、エルディアの民族であり、マーレの追手を逃れ、唯一エルディアに残された領土、パラディアという島に幾万の巨人を用いて壁を築き、その壁内に国を形成していたことが明らかになりました。

 

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ユミルの民

 

ユミルの民という言葉は、進撃世界で最も重要となっていた謎の一つでしたが、そのユミルの民の謎も明らかになりました。

 

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進撃世界では、本編から2年前の第34回壁外調査に参加したイルゼ・ラングラーの遺した日記にその言葉が記されていました。

 

イルゼは仲間も馬も失い、巨人達が闊歩する森の中を、一縷の望みを持ち、壁のある北に向かって走っていました。

 

しかし、巨人に発見されてしまいます。

 

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絶対絶命の中、死を覚悟したイルゼに対し、巨人は意外なことにイルゼをすぐに捕食しようとはせず、忠誠を誓うような仕草をみせます。

 

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そして、イルゼをユミル様と呼び、ユミルの民という言葉を発しています。

 

しかし、結局はイルゼはこの巨人に捕食されてしまうのですが、この一部始終を記したイルゼの日記は後にリヴァイ達に発見され、その内容はその後の展開に大きく貢献することとなります。

 

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このユミルの民とは、エレン達、エルディア人のことを指し、ユミルとは始祖巨人であり、エルディア人の始祖でもあるユミル・フリッツであることも判明しました。

 

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ユミル・フリッツは、1820年前、大地の悪魔と契約し、巨人の力を手に入れたとのことですが、この大地の悪魔とはなんなのかはまだ明らかになっていません。

 

そして本編での主要キャラクターの一人でもあるユミルとの関係も未だ不明です。

 

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巨人の力を手に入れたユミルは、その死後、魂を九つの巨人に分け、エルディア帝国を築きます。そして巨人の力を用い、当時のマーレを滅ぼし、他民族を劣等民族とし、徹底した弾圧、迫害、略奪、民族浄化を1700年間おこなってきたということです。

 

エレン達、壁内人類を含むエルディア人が悪魔の末裔と呼ばれているのは、当時のこのエルディア人の所業が原因となっているようです。

 

巨人大戦とは?

世界を恐怖で支配し、増長を極めたエルディアに対し、かつての大国マーレは内部工作を行い、エルディア内で内戦を発生させます。

 

そして9つの巨人の力の内、7つをマーレ側に引き込むことに成功し、その力を持ってエルディアとマーレにより戦われた80年前の巨人大戦に勝利。エルディアを滅ぼすことに成功します。

 

敗れたフリッツ王は、上に記したようにパラディア島に逃げ込み、そこに壁を築いたわけですが、その壁の中に逃げ込めたのは一部のエルディア人のみで、残されたエルディア人はマーレにより自治区内での生活を余儀なくされています。

 

そしてグリシャは、その自治区内で生活をしていたエルディア人ということでした。

 

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エルディア復権派と化石燃料

 

自治区内のエルディア人は、外出の際はエルディア人と解る腕章を身につけることを義務づけられ、自治区内を無断で出ることを禁じられています。

 

このルールを破ったものは、女子供であっても容赦なく制裁され、幼いグリシャも兵士により制裁を受け、妹のフェイは惨殺されてしまいます。

 

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この世の不条理を呪ったグリシャですが、どうすることも出来ず、そのまま時は過ぎます。

 

そしてグリシャ少年が青年になり、父の診療所を継いだところに、一人の男が現れます。

 

「エルディア復権派」を名乗るその男により、グリシャはフェイの死の真相を知り、マーレに対し、本当の悪魔がどちらかを教えてやると心に誓います。

 

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そしてマーレには、エルディア復権派に情報や物資を提供するフクロウと呼ばれる内通者がおり、その内通者を通じて現れたのがダイナ・フリッツという女性。

 

彼女は壁外に取り残されたフリッツ王家の血筋をひく家系の最後の人間であり、後にグリシャとの間に一児を設けます。

 

それが獣の巨人である、ジークです。

 

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エルディア復権派は、マーレを倒し、エルディアを復権させるには、壁内に逃げ込んだ王家の持つ始祖巨人の力が必要であると考えます。

 

始祖巨人の力は全ての巨人を操る力を持つため、その力を手にすれば、現在マーレの手に落ちた7つの巨人をも操ることができるため、そうすれば再びマーレを滅ぼすことが出来ると考えたのです。

 

しかし、壁内に逃げ込んだ王家は戦うことを拒否し、万が一にも壁内に今後干渉するようなことがあれば、壁内に眠る幾万もの巨人の力を解放し、自らも滅びると同時に世界を滅ぼすと警告しています。

 

さすがのマーレも、この警告の前には迂闊に手を出せず、機を伺っているという状況です。

 

つまり、エルディア復権派、マーレ、共に壁内王家の持つ始祖巨人の力を狙っていたということになります。

 

そしてもう一つ、マーレが狙っているもの、それは壁の存在するパラディア島に豊富に眠る化石燃料です。

 

少しずつ文明が発達し、石油などの化石燃料が軍事兵器にも大きく有用性を発揮できると解ってくると、如何にその資源を確保するかというのが、マーレを始めとした各国の最重要戦略となります。

 

現在、マーレを覇権国家たらしめている最も大きな要素は、7つの巨人の力です。

 

この絶大な力、すなわち軍事力としての巨人の力があるからこそ、マーレは覇権国家たりえるのです。

 

しかし、化石燃料の争奪戦に遅れをとり、航空戦力や戦略兵器の開発、実戦配備が遅れてしまうと、巨人の力だけでは軍事的優位勢を保てなくなり、やがては覇権国家の座から滑り落ちてしまいます。

 

それを防ぐためにも、パラディアを今の内に制圧し、島に眠る化石燃料、及び始祖巨人の力を手に入れる必要があります。

 

しかし、前述したように、表立った軍事侵攻は世界の滅亡を意味します。

 

壁内王家に勘付かれず、隠密の内に始祖巨人の力を手に入れる必要があります。

 

そのためには、マーレ内で管理する、7つの巨人の力を持った者を秘密裏に壁内に潜伏させ、行動させる必要があります。

 

しかし、巨人の力を継承できるのはユミルの民ことエルディア人のみ。

 

そのため、マーレはエルディア人の中から戦士を募ります。

 

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ここで戦士となったものは、名誉マーレ人の称号を得ることができ、差別されることなくマーレでの生活が保証されるとのことです。

 

そしてこの戦士には5歳から7歳の健康な男女の子供という条件がつけられています。

 

このことから、ライナー、ベルトルト、アニ達もエルディア人であり、マーレにより募られた戦士として壁内に侵入したことが解ります。

 

グリシャの考えとして獣の巨人となったジーク

 

グリシャはこの時、幼きジークをマーレの戦士にすることを思い立ちます。

 

ジークをマーレの戦士にすることにより、どうにか始祖巨人の力をエルディア復権派の元にもたらすよう仕向けるつもりだったようです。

 

しかし、その思いは見事に裏切られます。

 

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7つになったジークは、両親を密告。

 

これによりエルディア復権派は一網打尽にされ、「楽園」と呼ばれるパラディア島に送られることになります。

 

無知性巨人として。

 

まとめ

 

  • 進撃世界では壁外にも多くの人間、国がある。
  • 根本はエルディアとマーレの民族紛争。そしてエルディアが過去に行った民族浄化。これによりエルディアは世界の全てを敵にまわした。
  • 80年前(本編からは100年前に巨人大戦という戦争が起こった)
  • 戦争に敗れたエルディアの王家はパラディアという島に巨人の壁を築き、そこに国を創り、外部との接触を絶った。
  • 壁外の無知性巨人は元々はエルディア人であり、また罪人としてマーレから送られてきたエルディア人もいる。
  • 復権派、マーレ、共に始祖巨人の力を狙っている。
  • 化石燃料の登場により、軍事力が飛躍的に向上。いづれは戦略兵器により、壁内は侵攻される可能性がある。
  • 壁内人類は侵攻された場合、壁内巨人の力を解放し、世界を滅ぼすつもり。
  • マーレは秘密裏に始祖巨人の力を奪取するため、巨人化能力を継承した子供達を壁内に送り込む(ライナー、ベルトルト、アニ)
  • ジークはグリシャによりマーレの戦士となり、獣の巨人となった。

 

とにかく今回はグリシャがとんでもない父親であることが判明しましたね・・・・

 

 

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