道具にこだわる人の仕事は素晴らしい場合が多いと思う。
営業という仕事柄、専用の道具を多く販売します。
道具といっても色々。値段の高い安い。有名メーカーから無名メーカー。
通販で買える無名の滅茶苦茶安い道具でもそこそこ使えるものだから、人によってはそちらを買って、こちらから商品を購入しない人もいる。
それはそれで構わないし、ある意味賢い選択なのかもしれない。だって確かに、無名の通販メーカーでも使えるのは使えるから。
でも、やはり一流と呼ばれるメーカーの商品は一味違う。
デザイン性、ステータスも勿論だが、やはり機能もずば抜けている。
そして勿論、価格もずば抜けている。
道具を買う人は、大抵が自腹で購入される。
会社から多少でもお金が補助されるということはほぼ無い。
殆どの会社が補助しない理由を、自腹で買わなければ道具を大事にしないから。という理由を挙げられる。確かに一理あるが、多少の補助ぐらいはしてあげたほうが・・・とも思う。
いくら自分で使うからといっても、給料から数千円~数万円を仕事のために使うのだから、会社としてもいい仕事をしてもらいたいのなら、少しは助けてあげてもいいのにな・・・と思うが、そこは他の会社のこと。私がどうこう言う立場ではない。
なので、できるだけ安く済ませようとする人もいれば、道具にこだわり、高くても自分に合った一品を手にされる方もいる。
高くても自分にあった一品を手に入れようとされる方の仕事や作業環境は綺麗だ。
それは見ていてよく解る。
別に安い道具を買っている人をどうこう言うつもりはないし、私も安い道具を買ったりもするのだが、ここぞという時にはこだわりを持ってチョイスしているつもり。(もちろん自分の経済状況と照らし合わせて)
高価な道具が意識を向上させるのは間違いない。
意識が向上すれば、仕事の質も向上すると思う。
稀に道具だけ買って満足してしまい、結局仕事や環境も今までと変わらずお粗末な人もたまに見かけるが、大抵は高いお金を払って購入した道具を使う以上、下手な仕事はできないとして、意識や仕事の質が上がる人が殆どだと思う。
結局は意識の違いなんだよな。と思ってしまいます。
これぐらいでいいかな。と思えばそれぐらいの仕事だし、ここまでやるんだ。と思えばそういう仕事をするんだと思います。
その意識に技術や道具のスペックがうまく融合し、素晴らしい仕事が実現するのではないか。と思っています。
ブランドを意識して道具を買うのも一つの楽しみですが、その道具を使い、自分はどのような仕事をしたいのか。ということもそこに付け加えるのも大事ですよね。