物事はシンプルに考えたほうが結果はでる。
先日、会議の時に上司が言った言葉が印象的でした。
「仕事はシンプル。やるべきことを単純に繰り返し出来さえすれば数字は伴う。数字が出ていなければそれはやるべきことをやっていないだけだ」
むむむ・・・なんか深い・・・
営業という仕事柄、日々、数字とにらめっこです。
数字というのは、どうしても世間の景気に左右されますし、競合他社の動きにも左右されます。しかし、そのような外部的要因を表に出して低迷の原因を複雑化させる前に、内部的要因。すなわち自分自身の基本的な仕事はできているのか?ということなんですが、これは本質をついていると思います。
私の会社の数字の出ていない殆どの人や、仕事が少ない顧客などは、決まって外部的要因だけを原因にして内部的要因を認めようとしていません。
外部的要因を否定はしませんし、その理由も解りますが、同じ条件で数字が伸びている人間や顧客がいるのも事実です。
私も現在の担当地域になって7年ほどたちますが、枯れたエリアといわれていた地域の売り上げを、2倍以上に上げてきたという自負があります。
数字を伸ばすために行った仕事は確かにシンプルでした。
定期的に顧客を訪問し、スムーズに納品を行い、小さな提案をこまめに行いつつ、時に大きな商談を持ちかける。
特別なことをやってはいません。淡々とやるべきことを地道にやっていきました。
簡単にいうと基本を繰り返しただけです。
私はスーパー営業マンではないので、とにかく愚直に繰り返すだけですが、不思議なことに、その繰り返す行為というのが私の業界ではなかなか出来ないようです。
殆どの人が途中であきらめます。
気持ちは解ります。最初はとにかく労力に対し数字が伴わないのです。
やってもやっても数字が上がらない。
スーパー営業マンならすぐに上がるのでしょうが、殆どの人は凡人です。
自分ではどれだけ凄いと思っていても、他人の評価というのは案外低いものです。
だから顧客や会社からの評価を上げていくには、地道に愚直に、基本をやっていくしかありません。
必ず成功するという確信さえ持っていれば、続けられると思います。
ブログもそうですよね。私はとりあえず難しいことを考えずに、地道に記事を更新していきます。
なにを持ってこのブログの成功というのかは難しいですが、個人的な目標はありますので、地道に愚直に記事を更新していきたいと思います。