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楽天オークションが終了!!今後はメルカリ、ヤフオク、ラクマの対決か!?

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楽天が運営する楽天オークションが、2016年10月末を持って終了することが発表されました。オークションとしてはヤフオクが独走を続ける中、フリマアプリの台頭もあり、利用者が伸び悩んだのが原因のようです。

 

 

私は転売を行っていたので、楽天オークションも度々利用していました。出品側ではなく、購入する側でです。ヤフオクに比べ、楽オクの方がライバルが少なく、掘り出し物が安く落札できることがあったからです。そして、その商品を適正価格で転売するという、つまり楽オクで仕入を行っていたわけですが、やはりヤフオクと比べると流通量は比較にならないほど少なく、メインの仕入先ではなく、たまに覗いて掘り出し物があれば入札するといった程度でした。それほどヤフオクとの間には大きな差があったように思えます。

 

フリマアプリの勢い

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メルカリを筆頭とするフリマアプリの台頭も楽オク終焉の原因となるようです。ヤフオクが個人間売買=CtoCの市場を席巻する中、突如現れたネットフリーマーケットは、今までヤフオクを敬遠していた人も巻き込むことに成功したと思います。

 

そもそも、ヤフオクを敬遠していた人たちが何故フリマアプリには手をだしたのか?

 

一番はやはり、基本即決という単純さではないでしょうか?

 

ヤフオクは基本的にはオークション形式ですので、欲しい商品が安く出品されていたとしても、希望の価格で購入できるとは限らない。入札を行い、ライバルが出現すれば競り合う必要があり、場合によって入札に熱くなってしまい、想定していた価格を超えていたという話しもよく聞きます。

 

根本的に面倒くさい。しかし、今まではヤフオクしかなかったため、それを利用するしかなかったし、そもそもそれが面倒くさくて利用しなかった人が多かったと思います。

 

それが簡単に即決で購入。若しくは値引き交渉も出来る。そしてなにより、メルカリはスマホ利用に特化していたことが爆発的にヒットした要因ではないのでしょうか?(今現在はPCでの利用も可)

 

ブログを書いていると特に解りますが、当ブログのアクセスの7~8割がスマホなどのモバイル機器からのアクセスです。そしてそれは他のブログでも同様だと思います。

 

ゲームなどもスマホに特化したゲームがヒットするなど、基本的に現代人はスマホをネットへのアクセスツールの筆頭として使用しています。スマホ利用に特化し、更にやりとりを単純明快にするという、利用者の無意識のストレスを軽減させることを意識して展開したのが成功の要因の一つではなかったのかと思います。

 

だからといって、全てのフリマアプリが成功したわけではありません。

 

SNSとして大成功をおさめたLINEが運営していたLINEモールは、あえなく撃沈しました。LINEとしては、LINE利用者をそのまま囲い込むつもりでいたようですが、その思惑は大きく外れました。メルカリが出現する前にLINEモールを展開していれば結果は違ったかもしれませんが、既に利用者の囲い込みを始めていたメルカリには到底及ばなかったようです。

 

 

astrayroad.hatenablog.com

 

ラクマは勝てるのか?

 

今後、楽天は個人間売買はラクマに一本化するようです。

 

既にラクマの取引量は楽天オークションを超えているようで、ラクマのコンテンツをより充実させていくのでしょうか?ラクマは楽天スーパーポイントを利用できますので、楽天カード利用者や、楽天市場利用者にとってはメルカリよりも有利に取引ができるサービスだと思うのですが、いかんせん、まだ知名度や認知度が低いような気がします。

 

 楽天カードは使用すればするほどポイントが貯まり、1P=1円で利用できるので、 個人的にはかなり重宝しています。

 

 

このようなフリマアプリの場合、運営側は如何に出品者を多く集めることが出来るのかがポイントになります。

 

出品者が増える=品数が増える=それを目当てに訪れる人が増える=取引量が増える=購入者が出品者にもなる=出品者が増える。

 

そしてメルカリなどのフリマアプリの場合、取引ごとに互いの評価を必ず行う必要があるのですが、評価が上がれば上がるほど、出品者側はそのサービスから離れにくくなります。評価が上がることにより、売れやすくなるからです。

 

ネット販売は互いの顔が見えるわけでもなく、商品も写真のみの判断になりますから、購入者は出品者の過去の評価を非常に重視します。

 

評価が高ければ多少価格が高くても、評価が低い人よりも購入される確率はあがります。

 

そして、メルカリで多くの評価を持っている人は、また一から高評価を集める大変さを身に染みて解っているはずです。

 

そうなってくると商品をいくつも展開できる業者なら別々のフリマアプリでの並行売買も出来ますが、一つずつしか出品できない個人出品者は、既に実績を多く持つ市場で販売を続けるのは当然です。

 

如何にラクマが出品手数料無料、メルカリが10%を徴収しても、その分売れやすいのであれば、その市場から離れることはよほどのことが無い限りないでしょう。

 

つまり、既に先行者として多くのユーザーを取り込んでしまったメルカリの牙城を崩すのは相当難しいのではないかと思います。

 

ヤフオクはどうなる?

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ヤフオクに関しては、先ほど述べた例にもありますが、既にヤフオクで大きな実績を持っている出品者は、ヤフオクから離れることはないと思います。

 

それに、ヤフオクは個人間売買とはいっても、メルカリとはちょっと市場性も違うような気がします。

 

ヤフオクは既にただの個人間売買を超えたビジネスと個人間売買の中間に位置しています。メルカリは現状はまだ純粋な個人間売買のレベル。ちょっと説明がしづらいですが、ヤフオクはアマチュアからセミプロ、プロなどが混在。メルカリはアマチュアからよくてセミプロがいるようなイメージです。

 

しかし、ヤフオクも最近はスマホで簡単に出品できるようにしたり、通常はヤフーのプレミアム会員(月額¥498)に登録しなければ出品できない制度を見直したりしています。

 

新出品機能「ワンプライス出品」リリースのお知らせ -お知らせ - ヤフオク!

 

このワンプライス出品機能は、あきらかにフリマアプリへの対抗、もっと言えばメルカリに奪われている潜在出品ユーザーを取り込むための措置です

 

個人的には今後はヤフオクとメルカリの2強が、日本のネットCtoC市場を牽引していくものと思われます。

 

この2強に、今後ラクマがどう対抗してくのかが見ものです。

 

 

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