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ごちゃまぜにゅーす

副業、IT、ニュース、トレンド、日記、興味があることをごちゃごちゃと書き記していきます。

いつの間にか人を追い詰めていませんか?

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北海道の男児失踪事件。無事に見つかってよかったですね。自衛隊のセキュリティはどうなんだ?っていう話しはさておき、親御さんもホっとしたことでしょう。

 

今回の「しつけ」に関しては、虐待として児童相談所に通告となっています。確かに、男児一人をいくら短時間のつもりとはいえ、熊も出没するという山の中に放置するのは行き過ぎた行為だと思いますが、同じような経験をした方、または子供に対し行った方は案外多いのではないのでしょうか?

 

私自身の経験から言えば、私はどちらもあります。子供のころ、似たような条件で父に放り出されたこともありますし、また、私が怒って子供を車に乗せず、そのまま出発したこともあります。(さすがに十数メートルで止まりました。効果は想像を絶するほどです)

 

私自身、置いた、置き去りにされた。両方の経験があるので言えるのですが、子供にとって親に置いていかれるというのは、最大の恐怖です。たとえそれが、ほんの僅かな時間であったとしても、本能的に「死」が頭をよぎるのかもしれません。基本的に子供というのは、親という絶対的な味方がいなければ自分が生きていけないことを本能で理解しています。それ故、本当に見捨てられたと感じた瞬間。とてつもない絶望を感じることでしょう。

 

そう考えると、この男児はとても強い精神力を持っているとも言えますし、または相当な楽天家なのかもしれません。どちらにせよ、大物になるかもしれませんね。

 

しかし、今回の事件の最も重要な点は、やはりネットで行われた「なんちゃってプロファイラー」達のプロファイリングでしょう。

 

男児の写真を指して、「これは日頃からの虐待の証拠がでている」とか、警察犬が男児の匂いを嗅いでもその場を動かないという報道を引用し「警察犬が全てを物語っている」とか、インタビューに答える父親の映像を見て、「父親の挙動。あれは何かを隠している」終いには「祖母が怪しい。早く祖母の家を家宅捜索するべき」等々。

 

マスコミもなんとなく、最早結論は出ていて、遠回しに真実は別にある的な感じの報道を行っていましたね。

 

万が一、このまま男児が見つからず、捜索も縮小、打ち切りになっていた場合、ネットは更にこの男児の親たちを追い詰めていったのではないのでしょうか?

 

確たる証拠もなく、もっともらしい推理を並べ、追い詰めていく。

 

結論ありきの民衆の裁きを加えていく。

 

まるで中世に行われた魔女裁判みたいですよね。

 

今回の事件を教訓に、私も含め、結論ありきでの推測をネットで書きこむのは止める・・・のは無理にしても、一呼吸おいて冷静に考えてみる必要があると思います。

 

何気ないその書き込みが、もしかしたら誰かを殺してしまうぐらい追い詰めてしまう可能性もあるのですから。

 

 

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