一生懸命やっているんですが・・・という人は多分、真剣にはやっていないと思う。
仕事で結果が出てない人や、端からみて行動していなそうな人が「一生懸命やっているんですが・・・」と発言している場面にたまに出くわします。
会議や雑談の中で、そのような発言がでた場合、「一生懸命やっていても真剣にはやっていないんだろうな」と思ってしまいます。
それは思い込みと思われるかもしれませんし、実際そうなのかもしれませんが、根本的に私は一生懸命と真剣は全く別だと思っています。
一生懸命(もしくは一所懸命ともいいますが今回は一生懸命で統一)というのは
命がけで物事をすること。また、そのさま。必死。
という意味です。もちろん命がけでやったのなら、その結果に対し否定はしませんが、そこまでの思いで物事に取り組む人は稀でしょうから、この場合、必死にやったということでしょうか。
必死になって仕事やその他の事(スポーツでもなんでも)を取り組むのも非常に大事ですし、その姿勢は結果を出すには絶対に必要だと思います。
でも、必死だけだと、その仕事をこなすだけで精一杯なんじゃないのかな?と思います。
仕事や物事の基本として、確かに私も最初は必死に、まずは必死にやることが重要だと思いますし、恐らくは最初の方はそれで結果もついてくると思います。
しかし、ある一定のラインを超えた時、必死(一生懸命)だけでは結果は出せなくなるような気がします。出せても今までの結果を微増させるぐらいでしょうか。
そこから自分自身をブレイクスルーさせるためには、一生懸命な自分から真剣な自分に変わる必要があると思っています。
一生懸命と真剣は違います。真剣とは文字通り「斬れる真の剣」なのですが、この場合は、
まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。
となります。
この言葉の意味だけみると、一生懸命の方が重みがありますが、私は真剣の「本気で物事に取り組むさま」というのがもの凄く重要だと思います。
なにが言いたいかというと「本気で取り組めば、結果をだすためのアイデアを出し、そのアイデアを元にした行動が出来るはず」ということです。
必死に仕事をこなすだけではなく、結果が欲しければ、結果を出すためにはどうすればいいかを考え、行動することが重要だと思っています。
失敗を恐れずにトライ&エラーを繰り返し、どうすれば最良の結果が得られるのかを考えるべきだと思っています。
真剣にやるとはそういうことだと思っています。
なので、必死に仕事を行って結果がでていない後輩などには、必死だけじゃなく真剣に取り組むようにアドバイスしています。
与えられた仕事をこなすことは誰でもできますが、そこにプラスアルファを加え、自分にしかできない仕事に持っていくことができるのは自分自身しかいませんし、それが結果をだすために最も重要なことだと思っています。
一生懸命やっているんだが・・・と思っている人は、今、真剣にやっているのか?ということを考えてみてください。私の自戒を込め、今回はこんな記事を書きました。
20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!
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